期間工から見たスバルの2020年4月の操業停止について

期間工

2020年4月1日、スバルは群馬製作所の3拠点である太田本工場、大泉工場、矢島工場を4月11日から5月11日までの操業停止をするという事を発表しました。

今回の記事ではその発表を実際に職場で受けた説明と自分を含めた現場の作業員の様子を書いていこうと思います。

聞き洩らしがあったりするので一言一句正確に、というわけではありませんが、ちょっと気になる方は最後まで目を通していただけると幸いです。

操業停止の発表

4月1日、自分は早番週のため朝6時過ぎに工場へ到着。

作業に掛かる前の身支度を終えて休憩所で時間を潰し、朝のラジオ体操を作業場の前で行い、普段と同じように朝礼が始まる…と思ったのですが班長さんから

今日は重大な発表があるので一度休憩所に集まってください

とのお達し。新年度の抱負か何かを偉い人が言うのかな? などと呑気に休憩所まで歩いて行くと何やら他の班も集まっており、先に休憩所にいた係長さんが「話があるので皆さん着席してください」と一声。

なんだなんだ、と周りがざわつきながら席に着き、全員の着席を確認すると係長さんが一言

スバルの工場はこれから長期の操業停止を行いますこの操業停止とGWを合わせて4月11日から5月10日まで超大型連休とします。

停止の理由について

驚きました。

操業停止に、ではなくその操業停止の期間に、です。

先週までは「現在コロナウィルスの影響による操業停止の予定はありません」という風に朝礼でも通達があったので同業他社が続々工場を止める判断をしているのに、スバルだけは停止の話がないというのはどうもおかしいのでは、という雰囲気はありました。

ただ、他社の場合ですと例えばトヨタの場合はコロナウィルスの感染者が出たという事で工場を止めたという話を聞いていたので、今回のスバルの操業停止についてもコロナウィルスの感染者が出たのか、と思ったのですが理由は全く別物でした。

係長さんの話だと

  • 現在世界的にコロナウィルスの影響で経済が冷え込んで来ている
  • スバルは特に北米で人気のある車を生産している
  • しかし現在、世界的に経済の冷え込みが影響して新車が売れなくなってきた
  • 今年の1月頃と比較すると需要と供給のバランスが完全に反転した
  • 需要を超える供給を行っているため、ディーラーが新車を店頭に抱えきれない
  • 4月1日現在、もうディーラーから車を置く場所がないので製造をストップしてくれと言われる状態

ざっくりとですがこのような話があり、今回の操業停止に至ったという事です。

また一部報道機関では新車の需要減以外に部品調達難、という表現をされている所もありますが、自分たちが受けた説明の中では部品調達が難しく生産出来ないというニュアンスの言葉は出ませんでした。

操業停止の期間について

これについては各報道機関でも報じている通り4月11日の土曜日から5月1日の金曜日までが操業停止になります。そしてそのまま5月2日土曜日から5月10日まではスバルが予定していたGWの大型連休になります。

図にするとこんな感じでしょうか。

赤い部分は現在予定されている休日になります。

黄色の部分が操業停止期間。水色の部分が元々予定されていたGWの期間。

この操業停止による休日は年間のカレンダーからの振替休日、つまり休日出勤の逆、との事

以前スバルの代休システムについて記事を書きましたが、これの逆を会社側がやるという事ですね。

代休の前借りは出来ない、と作業者に説明をしていたのにも関わらず逆は出来るのか、と気になる所です。

それ以外の白い枠が出勤日となりますが、5月16日の土曜日は出勤があるのかないのか、現時点ではわかりません。

こうしてカレンダーで見てみると操業停止の期間がGWの2倍以上はありますね…。

実は期間工だと操業停止期間の間に工場内の掃除や作業の習熟を行うという事で出勤する予定があるのですが、それも数回予定しているだけ。

また、今の状況が好転した場合は操業停止を早めに切り上げる可能性もあるし、逆に更に状況が悪化した場合は停止を延長する可能性もある、という説明を受けました。

休業中の保証について

これについては4月1日の係長から受けた説明の中には特になかったと思います。

自分が勤務していると工場とは別の場所で働いているスバルの期間工さんからも給与関係の保証は自分も聞いてない、との事。

この記事を執筆しているのは4月2日ですが、発表から1日経った今でも休業中の保証等は現場の作業員までは降りてきていません。

来週中には詳しい説明をしてくれると良いですが、もし保障が特になかった場合は5月の給与明細が悪い意味で凄まじい額になるかと思います。うーん…もしや手取り10万切るかも。

とはいえ給与関係については期間工が出しゃばれる事ではないので、会社の労組に密かに期待しておきます。がんばれ!!

周りの期間工やプロパーの反応

今回の操業停止について説明を受けた時は正規、非正規問わず様々な反応がありました。

  • この時期に給料が出ないとなると税金関係の支払いが厳しい
  • 会社に入ったばかりで給料もまだ満足にもらっていないのに操業停止になるのは笑えない
  • 働けないのなら次の満了で退職も考えたけど、他の会社もこんな感じならどうしよう…
  • せっかく仕事を覚えてきたのに1か月も作業から離れたら操業再開した時が怖い
  • 期間工の雇い止めが始まるんじゃないか?

等々、自分の周りではこのような声を聴きました。

実際自分としては一番怖いのは期間工の雇い止め。

次の満了で更新無し契約終了、ってなる事ですね。

仮に初回の満了で更新無し、はいさよなら~。となった場合、自分だと1年以上無職状態だったので雇用保険に入っている期間が1年未満、スバルで働き始めてからを合算してもまだ2か月しか経っておらず、これでは失業保険も受け取れない状況に陥ります。

実際同期の期間工は雇い止めにかなり危機感を持っていました。

果たしてどうなるのでしょうか…。

今後のスバルと期間工

今月に入ってからスバルと期間工を取り巻く状況が一変したのは確かです。

以前は「どんどん作ってどんどん売れ!!」というような雰囲気だったのに今はもう「こりゃもう今年はいつ雇い止めが来てもおかしくないぞ」と身構えるような空気があります。少なからず自分の回りでは。

これからスバルに期間工として入る方はかなり厳しい状況になってくるのは確かです。

契約更新がされない、という可能性はありますがまだ決まった訳ではないですからね。

自分としては目の前の仕事を淡々とこなしつつ、いつ寮を追い出されても良いように身軽になっておくか~、くらいの心構えで生活していこうと思ってます。

それではまた~!

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